Daily Blog
日々のブログ

季節の移ろいをラードが教えてくれる!?

皆様こんにちは!
いつもありがとうございます。
さて、ちょっとブログをサボっていたら、何ともう3月最終日!
その間色々な事がありました。
被災地に心を寄せつつ、私も頑張ってお店を続けようと思います。
さて、もう4月というのに何だか薄ら寒くて嫌になって来ます。
ところでねぇ、お店のキッチンでも季節の移ろいを感じ取る事が出来るんです。
それはフライなどに使うラードで、寒くなるととても硬くなり、一斗缶からすくい取るのに一苦労です。
凄く力が必要なんです。
しかし暖かくなるにつれて、少しずつ軟らかくなり、スーッとすくい取る事が出来る様になるのです。
そして夏から秋、軟らかいのを通り越して、もうヤワヤワになったラードもまた少しずつ硬さを増して行き、すくい取るのが困難になって行くのです。
カキフライの季節が終盤を迎え、ラードが少しずつ軟らかくなって来たら、いよいよ信州中野市より美味しいグリーンアスパラガスが届き、春の活気に包まれます。

新聞に載りました!☆

皆様こんにちは!
いつもありがとうございます。
寒かった冬の立春を過ぎてから、日ごとに暖かくなってきましたね!
大の寒がりの私としては嬉しい限りです。
さて昨日2月22日の火曜日のお昼下がりに神戸新聞さんの取材を受ける機会に恵まれました。
前日の夜遅くに記者の方からお電話があり、なんでも昨日当店へランチを食べにお越しになり、お帰りの際、当店がだいぶ以前から続けているおつりの500円記念硬貨のサービスが目に留まられたそうです。
そして、そんな事をするお店は珍しい(ってか殆ど無い)という事で是非取材させて欲しいという申し出に、私は喜んでお受けしました。
おつりの500円記念硬貨に関するお話は以前、このブログでもしましたが、まさかこんな事で新聞に取り上げて頂けるなんで夢にも思わなかったので、私は心底喜びました。
お電話の翌日、早速取材をお受けし、記者の方とお話をした後、いろいろな角度で写真撮影に挑みました、
記念硬貨と私の顔と背景との組み合わせは、かなり難しいアングルですが、色々工夫しながら何カットか撮影して頂きました。

神戸新聞さん、ありがとうございました!

第二の壁画 完成!

皆様こんにちは!
いつもありがとうございます。

さてダイニング・キノシタの店内でひときわ目を引くのが、メニューの黒板の上の壁面に描かれた客船の絵です。(模写)
これはフランスの定期客船「ノルマンディー」号が処女航海でニューヨークへ初入港した時の賑わいがモチーフとなっています。
そして今回、新たに描いたのが、英国リバプールに佇む英国の定期客船「ルシタニア」号です。(模写)
「ルシタニア」号は英国、キュナードラインが誇る当時最大最速の客船で、姉妹船に「モレタニア」号がありました。
描き始めたのが1月20日で、1週間で仕上げる予定でしたが、見本にした絵が思ったよりも難しく、完成したのは2月に入ってからとなりました。
客船の背後にあるクラシックなビルはロイヤルライバーというビルで、現在もリバプールのシンボルとして親しまれています。
二つの塔の上にはライバーバードという鳥のモニュメントがあり、こちらも有名らしいです。
実は今回の絵の中で一番困難を極めたのが、このロイヤルライバービルで、その複雑な建築様式といったら、「一体誰がこんなややこしいデザインにしたんだぁ〜!」と思わずぼやきたくなるほどで、描いては書き直し、描いては書き直しの繰り返しでした。(アクリル絵具なので、上から塗り直せるんです)
細かい部分はインターネットでこのビルを調べ、プリントアウトして参考にしました。
現存する建物なので、ごまかしが効かないんです。
最後の上げは、ルシタニア号や周りの船に乗っている人を描いて、一番最後に柵を描いてやっと完成となります。
客船ですからやっぱり人を描かないと寂しいですからね。
作業は毎晩お見せの営業終了後に行い、帰宅は深夜3時をまわる日もありました。
未完成の期間は、ルノアールのレプリカの額で隠していたのでお客様の目に触れる事はありませんでした。
今回完成した新しい壁画は、店内の北側の入り口横にある白いピアノの上にありますので、ご来店の際は是非ご覧頂けますと幸いです。

「ルシタニア」号のこと

英国キュナードラインは政府からの援助を受け、1907年に2隻の高速豪華客船を完成させました。
「ルシタニア」と「モレタニア」です。
余談ですが姉妹船「モレタニア」は映画「タイタニック」で名前だけが出て来ます。
サウサンプトンの埠頭で車から降りて来たローズさんがタイタニック号を見上げで
「何をみんな騒いでいるの?こんなのモレタニア号と同じやんかぁ〜!」
というシーンがあります。

英国キュナードラインのライバル社ホワイトスターラインは、この2隻に対抗しようと当時世界最大の豪華客船を3隻建造することになりました。
第一番船「オリンピック」号、そして第二番船が「タイタニック」号でした。
第三番船は「ジャイガンティック」号となる予定でした。

1914年、第一次世界大戦が始まりました。
そして1915年5月、「ルシタニア」はドイツのUボートに撃沈されてしまい、その短い生涯を終えてしまいました。

ホワイトスターラインの第三番船「ジャイガンティック」号は「タイタニック」の事故を受け、おおそれた名前を改め「ブリタニック」と改名。
完成時にはもう第一次大戦が始まっていたので白地に赤十字が描かれた病院船として活躍。
しかし完成間もなくこの船はギリシャ沖のエーゲ海で機雷に触れ沈没。

残された「モレタニア」「オリンピック」は大戦を生き延びました。

今日は節分

皆様こんにちは!
いつもありがとうございます。
ところで今年の1月は本当に寒かったですねぇ〜!
寒さにめっぽう弱い私は冬眠したいくらいでした(笑)。
皆様は体調など崩さずお元気だったでしょうか?
さて今日は節分です。
節分と言えば、何を隠そうダイニング・キノシタにとってはあまりありがたくない日です。
そうです!今日はみんな恵方巻きを食べる日なので、洋食屋はお呼びではないのです(笑)。
ですから毎年2月3日は土日でない限り、お店は臨時休業となりますが、今年はラッキーな事に、丁度定休日の木曜日と重なったため、臨時休業はしなくてすみました!
でも何年か前までは、恵方巻きに戦いを挑んでいた時期もあったんです。
ある年は、2月3日限定でお食事をして下さったお客様全員に無料でデザートをサービス(事前告知をして)してみたり、ある年はちょっとしたプレゼントを差し上げてみたり…と、いろいろやりました。
でもそんな事をして恵方巻きに勝てる訳もなく、もう私は敗北宣言して、潔く臨時休業する事にしたのです。

さてと、私も今日のお昼は近所のコンビニかスーパーで恵方巻きを買って食べようかな!?
でも、本当は昔、祖母が作ってくれた巻き寿司を長いままほおばるのが一番美味しく、もう一度食べてみたいなぁ〜!

ああ、今年の恵方は南南東ですよ〜!(笑)

波乱に富んだ年明け

皆様こんにちは!
いつもありがとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
さて、キノシタでは年明け早々、平常通りの営業がなかなか出来ず、皆様方には大変ご迷惑をおかけしてしまいました。
さて今回はそんな波乱に富んだ年明けのお話です。
キノシタは予定通り、5日(水)より平常通りの営業がスタートしました。
でも翌日は木曜日のため、早速お休みとなりました。
自宅に居ると、昔お世話になった結婚式の写真屋さんの会社の方から久しぶりのお電話がありました。
それは当時お世話になったもうひとりの上司の父上の訃報で、翌日の金曜日がお通夜、翌々日の土曜日が告別式との押しらせでした。
私はこの上司や、お知らせ下さった上司には、これまで色々と大変お世話になっていて、現在でも深い絆で結ばれている事から、金曜日の夜はお店を閉めてお通夜に出席しました。
結果的には私は出席させて頂けて良かったと思いました。
金曜日の夜の売り上げは無くなったけれど、翌日からは待望の3連休がスタートするので、取り戻すには容易く思えました。
また私はこの3連休のお客様のご来店数をある程度見込んで、食材も余裕をもって仕入れ、得られた売り上げで全ての支払い等の清算も済ませる計画を立て、張り切って翌土曜日を迎えたのであります。
その土曜日の朝、お店に行こうとした時に1本の電話が入りました。
それは近い親戚の訃報であった。
お通夜は土曜日の夜。
告別式は日曜日との由。
出席するか欠席するか、もはや選択の余地は無い。
この時私は正直愕然としてしまいました。
とりあえず土曜日のランチは営業出来ましたが、集客が期待出来る夜と、翌日曜日の終日はお店を締めざるを得なかった。
ご予約を頂いていたお客様へは事情を説明し、幸い快くご理解も得られた。
しかしながら今回もお店を犠牲にしてまで親しい親戚の弔問に駆け付けた事は、私は適切だったと思っております。
故人との別れはたった1度きりですが、お店の売り上げは、また頑張ればよい。

今年も十日戎がやってまいりました。
私はやや疲れてはいたけれど、日曜日の告別式から帰宅してから「えべっさん」へ参拝しました。

「えべっさん!年明けからいろいろありましたけど、どうか今年もよろしゅうたのんまっせぇ!!」

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