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おいしいデミグラスソースを探せ!その2

皆様こんにちは!
いつもありがとうございます。

さて今回も前回に続き美味しいデミグラスソースを探すお話です。

前回のお話で、神戸のいくつかのお店を訪問しましたが今回は大阪です。

この前購入した洋食を特集した雑誌を見て、これは絶対に食べねば!と思っていた心斎橋にある、とある老舗洋食店へ行く事にしました。
ここは立派な建物で、精肉店直営のお店で、しゃぶしゃぶやすき焼きなどの日本料理を頂くフロアとカレーなどの軽食フロア、そして洋食を頂く事の出来るグリルフロアに別れています。
入り口には帳場があって、専門のおばさんが鎮座され、淡々とお会計をおこなっておられます。
私達は1階の洋食店へ。
ここでは精肉店直営ならではの分厚いビフカツ(正式名称はビーフカツレツ)をオーダー。
単品で¥2,100と結構イイ値です。
さぞかし美味しいに違いない!
ですからビフカツ単品のみをオーダー。
店内は昭和の香りが色濃く残るレトロな雰囲気で、2〜3人のボーイさん!?がお給仕をしてくれる、これぞ古き良き大正〜昭和の洋食レストランといった趣きです。
洋食の雑誌に載っている写真は、分厚くボリューム満点でデミグラスソースがたっぷりかかった美味しそうなビフカツですが、運ばれて来たものは以外とコンパクトでやや黒っぽい感じで、見た目は店内の照明の弱さも相まって、何となく冴えない印象は否めない。
そして頂いてみた私の感想を一言でいうなら、精肉店直営のビフカツのわりにはこんなものなの!?
っていう感じでした。
和牛を使ったビフカツの食感も、デミグラッスソースのお味も、あまり格別な印象は受けませんでした。
でも他のお客さんは皆さんすました感じで食べておられます。

これが皆が絶賛するビフカツなの!?

もし、うちのお店でこちらと同じものを同じ値段でご提供しても、恐らくどなたにもオーダーして頂けないどころか、もう2度とご来店頂けないと思う。
老舗と伝統と心斎橋という最高の立地の強みなのか!?
私達は2人でビフカツだけを食べ、合計¥4,200を支払ってお店を後にしました。

私達は満足できず、急遽もう1件他のお店に食べに行く事に。
今度は心斎橋から大阪天満宮近くまで車を飛ばし(もうラストオーダーの時間が迫っていたため)地図を見ながら次のお店に辿り着きました。

とちらはこれぞ街のお洒落な洋食屋さんといった趣きで、先ほどの心斎橋もお店とは対照的です。
ご家族を中心に、何人かのスタッフ達と共にされている点はうちと良く似ています。
こちらでは「ハンバーグと海老フライの盛り合わせ」のセットを頂きました。
スープやライスも付いていて、価格もリーズナブルな点も、先ほどとは対照的です。
ふっくらしたハンバーグの中央のくぼみに上手く乗っかった半熟玉子。
そのとろ〜りとした黄身をつぶして頂く食感はなかなか美味しく良い勉強になりました。
しかし、今回も「これぞ!」という感じのデミグラスソースと出会う事が出来ませんでした。
それどころか、ますます分らなくなってしまいました。

私の舌の趣向がおかしいの!?

続く

 

※注 現在ダイニング・キノシタでは特製デミグラスソースは完成済みで、メニューにもございます。
是非一度お召し上がり頂き、ご批評頂けますと有難いです。