明石の免許試験場へ行こう!9
明石の免許試験場へ行こう! 9
平成23年10月13日(木)
今日はいよいよ本免学科試験を受ける日だ。
これまで試験の日は、良いお天気が続いていたが、この日はどんよりとした曇り空で、時折雨も降る生憎のお天気だ。
試験開始時刻は12時50分だが、その前に再び適正試験を受けなければいけないので、10時前に試験場に到着した。
そして必要書類を窓口に提出するのだが、この窓口の職員の男性が、またやたらと愛想が良く、とても親切な対応には驚くばかりだ。
何しろ、これまでの私のイメージでは、運転免許試験場の職員は、みんな警察官で、上から目線でとても偉そうで愛想もへったくれも無い。
思い起こせば私が初めて運転免許学科試験を受けに来た約20年以上前は、確かにその通りだった。
そのあげくの果てに、合格発表後、案内説明がよく分らずにオロオロしている青年に対し、怖そうなオッサン職員が、みんなの前で凄くキツい口調で罵倒し、周りの人達が口々に
「可哀想やなぁ!」
と呟いていた光景は、今でもはっきりと覚えている。
だから、もう2度と来たく無いと思っていたここ明石運転免許試験場へ、再び来なければならない事態となった時は、本当に憂鬱だった。
しかしいざ来てみると、あれれ〜!?職員(試験官)の殆どの皆さんはとても親切丁寧な対応でホッとした。
職員の対応で不快な思いをした事は、殆ど無い。
およそ20年もの歳月が、この様に変貌させたのだろうか?
適正検査(試験)では両腕を前にまっすぐ伸ばしてグッパグッパを繰り返し、ピョンピョン飛び跳ね〜簡易!?視力検査〜赤、青、黄色の色盲検査を難なく終え、後は12時50分までひたすら待った。
待つ間もず〜っと携帯サイトの試験問題をやり続ける。
往生際が悪いが、やっていないと落ち着かない。
気分転換に技能試験フロアへ行ってみる。
技能試験説明ビデオが放映されたモニタを後ろから立って見ていると、あの小綺麗な女性試験官殿が私のいる方へ歩いて来た。
私は軽く会釈すると、小綺麗な女性試験官殿は、口元をピッと引き締めた表情で、ちゃんと目を合わせて会釈して立ち去って行った。
久しぶりに試験場地階にある食道でラーメンを食べた。
ささ〜っと食べて、ここでも暫く携帯サイトの試験問題と向き合う。
携帯電話のバッテリーが無くならないか心配だ。
開放された試験室に入り、指定された席に着き、また携帯で試験問題と向き合う。
受験生の殆どが教習所の卒業生で、学科試験だけを受験する人達で、私の様な飛び入り試験組は、およそ10人強だ。
席はそれぞれ分けられ差別化されている。
試験開始時刻が近づき、担当試験官がやって来る。
仮免学科試験の時の背がスラーっとしたおばさん試験官殿だ。
まず、免許停止中の人の確認、免許取り消し処分を受け、試験を受ける事が出来ない欠格期間が過ぎていない人の有無の確認、
取り消し処分者講習をまだ受けていない人の有無の確認等々、延々約30分近くにわたり、ひとつずつ確認して行く。
長いなぁ〜!
これだけで結構疲れる。
この説明を学科試験担当官は、来る日も来る日も毎日1日2回、繰り返しているのだ。
受験する方も大変だが、試験官も大変そうだ。
該当者はたま〜に居るらしいが、この日は該当者は居ない様で確認後、ようやく試験開始となった。
試験問題は大きなソフトクリアファイルに入った2枚の問題と、小型の解答用マークシートで、テーブル上での配置に少々苦労する。
そして試験問題は◯か×だけど、どちらも間違えではない様な、凄く紛らわしい問題も少なくなく悩む。
そんな問題が結構多く、その数は10問を上回り、これが全部不正解だと90点を下回り不合格となってしまう。
最後の最後まで迷ってしまい、時間ギリギリで辛うじて全部解答し、直後解答用紙を回収された。
そんなに待たされる事なく試験結果が判明する。
1回フロアにあるモニターの前に集合し、ピンポンピンポンピンポ〜ン!の音の直後、一斉に合格者の番号がモニターに並ぶ。
流石にわくわくドキドキする。
さて私の番号は…
あった!
ありました!
やりました!!
しかも飛び入り組の合格者は、10人強の中で私と美人系のお姉さんの2名だけだった。
仮免許学科試験の時、確認するのを忘れた得点を今回はちゃんと確認すると、
何と92点とギリギリセーフではないか!?
95〜6点を目標に頑張って来ただけに、合格は出来たものの、今回も手放しで喜んでばかりはいられない。
美人系のお姉さんと共に、地階の技能試験窓口で本免技能試験の予約を入れる。
幸い翌週の木曜日の予約を取る事が出来た。
9月1日から始めた明石の試験場通いも、ようやく先が見えて来た感じだ。
ひとまずはホッとしながら明石運転免許試験場を後にした。
- 運転免許失効事件
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- 2011年11月27日